投資をするために必要な知識を分類してみた
投資をするために必要な知識を分類してみました。学習の参考にしてください。
- 「金融市場」に関する知識
- 「金融機関」に関する知識
- 「投資戦略」に関する知識
- 「投資商品」に関する知識
- 「個別銘柄」に関する知識
- 「業界」に関する知識
- 「経済」に関する知識
- 「税金」に関する知識
- 「法律」に関する知識
- 「ライフプラン」に関する知識
- 「必要な知識の身につけ方」に関する知識
「金融市場」に関する知識
投資は金融活動の一種です。そして、金融活動が行われるのは金融市場です。なので、金融市場に関する知識は最低限覚えておきましょう。
【知識の例】
・金融市場とは
・株式市場の取引時間
・東京証券取引所の市場区分
・上場とは
「金融機関」に関する知識
個人投資家は金融機関を介して投資を行うので、金融機関に関する知識は不可欠です。特に、証券会社のことはしっかりと理解する必要があります。
【知識の例】
・証券口座とは
・証券会社の選び方
・各証券会社の特徴(扱っている投資商品の種類など)
・証券口座の開設方法
・各銀行の特徴(扱っている投資商品の種類など)
「投資戦略」に関する知識
証券口座を開設すれば、いつでも投資を始めることができます。とはいえ、個々の投資商品に目を向ける前に、より巨視的な観点から投資戦略を立てておくことも重要でしょう。
【知識の例】
・分散投資とは
・ドルコスト平均法とは
・短期投資と長期投資
・アノマリー投資
「投資商品」に関する知識
投資戦略が決まったら、次にするべきことは投資商品の選定です。投資商品の分類、各投資商品の仕組みや特徴、売買ルール(購入方法、売却の方法、手数料など)などに関する知識が求められます。
また、投資商品同士の関係(株価と債券は逆に動くなど)も抑えておくとよいでしょう。
【知識の例】
・投資商品の分類
・株式とは
・債券とは
・株価と債券価格の関係
「個別銘柄」に関する知識
投資商品を選んだら、いよいよ個別銘柄の選定に移ります。どの銘柄をどのタイミングで買えばよいか判断するためには、個別銘柄の分析が必要になります。
投資戦略によって必要な分析は変わりますが、チャートや板の読み方は、どんな戦略をとるにせよ学んでおくべきです。
【知識の例】
・各銘柄の特徴
・チャートの読み方
・板の読み方
・投資指標の意味
・企業情報(財務諸表や業績予想)の読み方
「業界」に関する知識
業界事情に詳しくなると、個別銘柄を選ぶ段階で大いに役に立ちます。個人投資家が入手できる情報には限界がありますが、できる限り調べておきましょう。
【知識の例】
・業界の分類
・各業界の動向
「経済」に関する知識
経済の動きは、金融市場に様々な影響を及ぼします。経済の基本的な知識、日々のニュースで確認できる経済動向、経済学の専門的な理論など、投資の参考になる情報は無数に存在します。
【知識の例】
・金利とは
・為替とは
・経済指標の意味
・政府や中央銀行の経済政策
「税金」に関する知識
基本的に、投資で得た利益には税金が課せられます。ただし、一定の条件下では、非課税になったり、還付金が返ってきたりと、節税が可能です。税金に関する知識は学んでおいて損はありません。
【知識の例】
・投資で得た利益にかかる税金の種類と税率
・確定申告は必要か否か
・NISA(少額投資非課税制度)とは
「法律」に関する知識
金融商品取引法や金融商品販売法など、投資に関する法律はいくつか存在します。正直、学習の優先順位は低いですが、暇な時に調べてみると、案外面白いかもしれません。
【知識の例】
・金融商品取引法とは
・金融商品販売法とは
「ライフプラン」に関する知識
ライフプランとは、今後の人生で必要になる資金をいかに調達するか、計画を立てることを意味します。そして、投資はライフプランと密接な関わりを持ちます。例えば、ライフプランを立てて置けば、投資の目標金額は自ずと決まりますし、モチベーションも自然と上がるでしょう。逆に、ライフプランがなければ、なんとなく金を増やしているだけ――という感は否めません。
投資に慣れてきたら、ぜひ一度ライフプランを立ててみてください。
【知識の例】
・ライフプランの立て方
「必要な知識の身につけ方」に関する知識
ここまで投資に必要な知識を分類してきましたが、それぞれの知識をどうやって身につければよいか――最適な勉強法/情報の収集方法――を知っておけば、学習の効率が上がります。自分なりの勉強法/情報の収集方法を確立しましょう。
【知識の例】
・投資の勉強に使える参考書
・おすすめの経済雑誌
・投資に役立つWebサイト
・投資に役立つSNSアカウント